オーダーメイドで建てるマイホームだからこそ、壁紙もこだわり抜きたいという方におすすめしたいのがジョリパット。
仕上げ用の外壁材で、似たようなデザインはあるもののその場でパターン付けしていくため、世界で1つだけの素敵な壁紙を実現できます。
こちらのジョリパットも外壁と同様に、美観を保つためには定期的なメンテナンスが必要です。
本記事ではジョリパットの特徴について説明した後に、メンテナンスの注意点も併せてご紹介しますのでぜひお読みください。
□外壁に使うジョリパットって何?
ジョリパットは外壁材の種類の1つで、必ずしも外壁に必要かと問われれば答えは「イエス」ではありません。
自宅に必要なのかを見極めるためにも、ここでジョリパットの特徴をおさえておきましょう。
ジョリパットとは外壁材の中でも、仕上げ用の外壁材として使用されます。
歴史も40年以上と長く、さまざまなデザインを実現できる点が特徴的です。
カラーの種類は180以上にもわたるほか、多様な工法で薄い塗膜から暑い塗膜まで自由自在にデザインできる点はジョリパットの最大の特徴と言えますね。
*ジョリパットの主な種類
ジョリパットは多くの種類がありますが、ここでは3つの代表的な種類を簡潔にご紹介します。
・ボーダー
ボーダーは線を引いたようなデザインで、名前から横の線のみを連想する方が多いですが、実は縦の線でも実現可能です。
・スクラッチ
ザラザラで荒い模様の仕上がりが特徴的なデザインであるスクラッチ。
スクラッチの模様は塗装に用いるローラーの種類によって異なります。
・ラフ
こちらはローラーではなく、コテを使って職人が手作業で仕上げるデザインです。
職人の手による完全なハンドメイドなため、世界に1つだけの仕上がりにしたい方に向いています。
□美しいジョリパットを維持しよう!
ジョリパットの劣化を放置してしまうと、ジョリパットが剥がれ落ちてしまう恐れも。
そうなってしまうと修復も困難になってしまうため、色あせやひび割れなどの劣化症状を確認したら早めにメンテナンスを検討しましょう。
ただ、ジョリパットは高圧の水流に弱いという特徴を持ち、さらに吸水性が非常に高いため弾性塗料や浸透性の低い微弾性塗料での塗装は絶対にNGです。
ジョリパットの特性を踏まえたメンテナンスを意識することで、美しいジョリパットを維持できるでしょう。
□まとめ
ジョリパットのデザインによっては、世界に1つだけの壁紙を実現できる素晴らしい仕上げ用外壁材です。
ただ、メンテナンスを放置していたり、ジョリパットの特性を理解していないままメンテナンスを進めると美しいジョリパットを維持できない恐れも否めません。
美しいジョリパットを維持するために劣化症状が見られた場合は、早めにメンテナンスを検討することを意識しましょう。