CORPORATE WORK
企業向け施工例

【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

未施工箇所と施工箇所で裏面温度に約10℃の差が確認できました!
【施工費:300,000円】
遮熱断熱塗装工事

ご依頼内容
対応施工

■地域
千葉県佐倉市

■工事種別
遮熱断熱塗装工事

■工期
2日間

■ご要望/お悩み
ボンベ室の中の気温が夏場40℃を超えてしまう、40℃を超えてしまうと基準値超えで指摘が入り、何かしらの対策が必要なため

■工事内容
今回の工事では、ボンベ室周りの外部面に対して遮熱断熱塗装を行いました。お客様からは、夏場になるとボンベ室内の温度が40℃を超えてしまい、基準値を超えることで指摘が入るため、早急に何らかの暑さ対策をしたいというご相談をいただきました。
当初は遮熱塗装をご希望されていましたが、現場状況やお悩みの内容を確認したうえで、竹山美装では単に太陽光を反射させるだけでなく、熱の伝わりを抑える効果も期待できる断熱塗料を用いた「遮熱断熱塗装」をご提案しました。ボンベ室のように内部温度の管理が重要な場所では、外部からの熱をできる限り室内へ伝えにくくすることが大切です。そのため、表面温度だけでなく、内側への熱の伝わり方まで考慮した施工内容としました。
施工では、まず下地の状態を確認し、塗料がしっかり密着するように下塗り・中塗りを進めました。当初は溶剤系の仕様で施工を予定していましたが、施工途中で溶剤の臭いが工場内に入ってしまうというお客様からのご相談がありました。工場内の作業環境や従業員様への影響を考慮し、急遽、同じ材料系統の水性遮熱上塗り材へ切り替えて上塗りを実施しました。
このように、現場で起きた問題に対して仕様を柔軟に見直し、工場の稼働環境やお客様の不安を最優先にしながら施工を進めた点が、今回の工事の大きなポイントです。
また、今回は施工範囲が部分的だったため、遮熱断熱塗装を行った箇所と未施工箇所を比較しやすい条件でした。そのため施工後には、ハロゲンランプとサーモカメラを用いて温度効果確認テストを実施しました。未施工箇所と施工済み箇所の表面・裏面温度を比較することで、実際に熱の伝わり方にどの程度の違いが出るのかを確認しています。

■お客様の声
急な事に迅速に対応してくれて、仕上がりも良く、とても助かりました!夏のボンベ室内の温度を楽しみにしてます。

施工前

施工前 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工後

施工後 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工前は、ボンベ室全体に経年による色あせや汚れが見られ、特に扉や外壁まわりは日射や雨風の影響を受け続けたことで、全体的にくすんだ印象になっていました。外装面の劣化は見た目の問題だけでなく、夏場に直射日光を受けた際に熱を持ちやすくなり、ボンベ室内の温度上昇につながる要因にもなります。今回の現場では、夏場に室内温度が40℃を超えてしまうことが大きな課題だったため、単に外観をきれいに塗り替えるのではなく、外部から受ける熱をできる限り抑え、室内環境の改善につなげることを意識した施工が必要でした。施工後は、ボンベ室全体を明るい白系で仕上げることで清潔感が大きく向上し、工場設備としての印象も一新されています。さらに、遮熱断熱塗装を行うことで、日射による表面温度の上昇を抑え、外部の熱が内部へ伝わりにくい状態を目指しました。扉まわりや外壁面だけでなく、日差しの影響を受けやすい屋根まわりまで丁寧に施工することで、見た目の改善と暑さ対策の両方を実現した仕上がりになっています。法人施設では、こうした小さな設備であっても、安全管理や作業環境、企業イメージに関わる重要な箇所です。今回の施工は、ボンベ室の温度管理という実用的な課題に対して、既存設備を活かしながら短期間で改善を図った事例といえます。

施工前

施工前 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工後

施工後 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工前は、ボンベ室の外壁や扉まわりに長年の使用による色あせや汚れが目立ち、全体的に暗く古びた印象になっていました。特に、外壁の波板部分や扉の表面は日射や雨風の影響を受けやすく、既存の塗膜が劣化することで、見た目の清潔感が損なわれているだけでなく、外部からの熱を受けやすい状態になっていたと考えられます。ボンベ室は一般的な倉庫や物置とは異なり、内部の温度管理や安全性が重要になる設備です。そのため、外装の劣化を放置すると、夏場の温度上昇によって管理基準を超えるリスクが高まり、企業としての安全管理面でも課題が残ります。施工後は、ボンベ室の外壁と扉を明るい白系で統一して仕上げることで、外観の印象が大きく改善され、工場敷地内の設備として清潔感のある状態に整いました。白系の仕上げは視覚的に明るく見えるだけでなく、日射を受けた際の熱の吸収を抑えやすいため、遮熱断熱塗装との相性も良い仕上がりです。また、側面から見た際にも塗装範囲がしっかり確認でき、扉まわり、外壁面、屋根際まで丁寧に施工されていることが分かります。今回の工事は、単なる美観回復ではなく、夏場に40℃を超えてしまうボンベ室内の温度対策を目的とした施工です。既存設備を活かしながら、遮熱と断熱の両面から熱の影響を軽減できるように仕上げたことで、施設の安全管理、作業環境の改善、設備の長寿命化にもつながる実用性の高い施工事例となっています。

施工前

施工前 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工後

施工後 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工前は、ボンベ室上部の折板屋根と外壁立ち上がり部分に経年によるくすみや色あせが見られ、全体として熱を受けやすい状態になっていました。特にこのような金属面は、夏場に直射日光を受けることで表面温度が大きく上昇しやすく、蓄えられた熱が建物内部へ伝わることで、ボンベ室内の温度上昇を招く要因になります。見た目の面でも、長年の使用によって塗膜の機能が低下し、やや古びた印象が出ていましたが、本来こうした箇所は美観だけでなく、遮熱性や保護性能の維持という実用面でも重要です。今回の施工では、単なる塗り替えではなく、日射の影響を受けやすい屋根面と外壁上部に対して遮熱断熱塗装を施すことで、熱の吸収を抑えながら内部へ伝わる熱負荷の軽減を図りました。施工後は、全体が明るい白系で均一に仕上がったことで、清潔感と整然とした印象が大きく向上しており、工場・事業所内の設備としても管理が行き届いた印象へと改善されています。また、白系の塗膜は日射反射の面でも有利であり、見た目が明るくなっただけでなく、実際の暑さ対策としても理にかなった仕上がりです。折板屋根の山部分や細かな継ぎ目まで丁寧に塗装されていることで、仕上がりにムラが少なく、細部までしっかり施工されていることが分かります。今回のように、熱の影響を強く受ける屋根まわりを適切に改修することは、ボンベ室内の温度環境の改善だけでなく、建物保護や設備の長寿命化にもつながるため、機能性と美観の両面で大きな価値のある施工事例といえます。

施工前の温度効果確認テスト

施工前の温度効果確認テスト 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 

施工前の温度効果確認テストでは、ハロゲンランプを熱源として未施工箇所に照射し、外側から強い熱を受けた場合に、表面温度と裏面温度がどのように変化するかを確認しました。ボンベ室は夏場に室内温度が40℃を超えてしまうことが課題だったため、単に外壁表面が熱くなるかどうかだけでなく、その熱が内側へどの程度伝わるのかを把握することが重要でした。未施工箇所では、ハロゲンランプを当てた部分の表面温度が106℃前後まで上昇しており、金属面が外部からの熱を強く受けていることが分かります。また、裏面温度も24℃前後まで上がっており、表側で受けた熱が内側にも伝わっている状態が確認できました。サーモカメラでも、熱源が当たっている部分を中心に赤や黄色の高温域が大きく広がっており、周囲との温度差がはっきり出ています。これは、未施工の状態では外部の熱を受けた際に、熱の影響が局所的に強く出やすく、室内側にも伝わりやすいことを示しています。今回のようにボンベ室内の温度管理が求められる設備では、こうした熱の伝わりやすさが夏場の室温上昇につながる大きな要因になります。そのため、施工前の段階で未施工箇所の熱の伝わり方を確認できたことは、遮熱断熱塗装の必要性を判断するうえでも重要な工程となりました。

施工後の温度効果確認テスト

施工後の温度効果確認テスト 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事
 
 【千葉県佐倉市での事例】ボンベ室周り遮熱断熱塗装工事

施工後の温度効果確認テストでは、遮熱断熱塗装を施した箇所に対してハロゲンランプを照射し、施工前と同じ条件のもとで表面温度と裏面温度の変化を確認しました。今回の確認で特に重要なのは、単に表面温度がどれだけ上がるかではなく、外側から受けた熱が内側へどの程度伝わっているかという点です。測定の結果、施工後の表面温度は高温部で91℃前後となっており、未施工時の106℃前後と比べて表面の温度上昇が抑えられていることが分かりました。しかし、本当に注目すべきなのは裏面温度で、施工後は19℃前後という結果となり、未施工時の24℃前後と比較しておよそ10℃の差が確認できました。これは、遮熱断熱塗装によって外部から受けた熱が内側へ伝わりにくくなっていることを示しており、ボンベ室のように内部温度の管理が求められる設備において非常に大きな意味を持つ結果です。サーモカメラ上でも、施工済み箇所は熱源が当たっている周辺に極端な高温域が広がりにくく、全体として色の差が少ない状態となっていました。未施工時のように熱の影響が局所的に強く表れ、内側まで温度差が大きく出る状態とは異なり、施工後は熱の侵入が抑えられ、安定した状態に近づいていることが視覚的にも確認できます。今回の結果は、遮熱断熱塗装が見た目を整えるためだけの工事ではなく、実際に熱の伝わり方を軽減し、夏場の厳しい温度環境の改善につながる実用的な対策であることを示しています。特に、40℃を超えることで管理上の問題が生じるボンベ室においては、この裏面温度の低減が室内環境の改善に直結する可能性が高く、施工の有効性を裏付ける非常に分かりやすい検証結果となりました。

施工担当者のコメント

 

遮熱塗装を希望していたが、断熱塗料を用いた遮熱断熱塗装を提案させて頂き施工させて頂きました。当初溶剤(シンナー使用)での仕様で施工予定でしたが、下塗りと中塗りを施工した時点で溶剤の臭いが工場内に入りどうにかしてほしいとの事だったので、急遽同じ材料の水性の遮熱の上塗り材を用いて上塗りを行いました。今回施工場所が部分だったのもあり、遮熱断熱施工箇所と未施工箇所の比較が容易だったため最後にテストをさせて頂きました。

ボンベ室周りの遮熱断熱塗装工事のコツ

 

ボンベ室周りの遮熱断熱塗装工事では、まず「見た目をきれいにする塗装」と「室内温度の上昇を抑えるための塗装」は目的が異なることを理解したうえで、現場に合わせた仕様を選ぶことが大切です。ボンベ室は、夏場に内部温度が上がりすぎると安全管理上の問題につながる可能性があるため、単に外壁や扉を塗り替えるだけでは不十分な場合があります。特に金属製の外壁や折板屋根は直射日光を受けると表面温度が大きく上がりやすく、その熱が室内側へ伝わることで内部温度の上昇を招きやすいため、日射を反射する遮熱性能と、熱の伝わりを抑える断熱性能の両方を考慮した塗装設計が重要になります。 今回のような工事では、施工前にどの面が最も日射の影響を受けているのか、屋根面・外壁面・扉まわりのどこから熱が入りやすいのかを見極めることがポイントです。ボンベ室全体を同じように塗るのではなく、直射日光を受けやすい屋根面や外壁上部、金属扉など、熱を持ちやすい箇所を重点的に確認することで、より効果的な施工につながります。また、既存塗膜の劣化や汚れ、サビ、密着不良がある状態で塗装してしまうと、遮熱断熱塗料の性能を十分に発揮できないだけでなく、早期の剥がれや膨れの原因にもなります。そのため、下地の状態を丁寧に確認し、必要に応じて清掃・ケレン・下塗りを適切に行うことが、仕上がりと耐久性を左右する大きな要素になります。工場や事業所内にあるボンベ室では、塗料の性能だけでなく、施工中の臭いや周辺環境への配慮も欠かせません。溶剤系塗料は耐久性や施工性の面で選ばれることがありますが、現場によっては臭いが工場内へ入り、作業環境に影響する可能性があります。今回のように、施工中に臭気の問題が出た場合は、無理に当初の仕様を押し通すのではなく、水性材料への切り替えなど、現場状況に応じて柔軟に対応することが重要です。法人施設の塗装工事では、仕上がりの美しさだけでなく、稼働中の業務にどれだけ配慮できるかも施工会社の対応力が表れる部分です。 遮熱断熱塗装の効果を高めるには、上塗りの色選びも大切です。白系や明るい色は日射を反射しやすく、遮熱性能を活かしやすい傾向があります。今回のようにボンベ室全体を明るい白系で仕上げることで、見た目の清潔感を高めながら、熱を吸収しにくい状態を目指すことができます。特に工場敷地内の設備は、外観が古く見えると管理が行き届いていない印象を与えることもありますが、明るく整った仕上がりにすることで、安全管理や設備保全への意識が伝わりやすくなります。さらに、遮熱断熱塗装は「塗ったから効果があるはず」で終わらせるのではなく、施工前後で温度の違いを確認することも有効です。今回のようにハロゲンランプとサーモカメラを用いて、未施工箇所と施工済み箇所の表面温度・裏面温度を比較すると、熱の伝わり方の違いを視覚的にも数値的にも確認できます。特にボンベ室のように内部温度の管理が重要な場所では、表面温度だけでなく裏面温度に注目することが大切です。外側の温度が多少高くなっても、内側へ熱が伝わりにくくなっていれば、室内環境の改善につながる可能性が高くなります。 ボンベ室周りの遮熱断熱塗装工事で大切なのは、単なる塗装工事として考えず、設備の安全管理・温度管理・作業環境改善まで含めて提案することです。どの塗料を使うかだけでなく、どの面を重点的に施工するか、下地処理をどう行うか、工場稼働中の臭いや作業動線にどう配慮するか、施工後にどのように効果を確認するかまで考えることで、より満足度の高い工事になります。今回の事例は、既存のボンベ室を活かしながら短期間で暑さ対策を行い、さらに温度確認テストまで実施したことで、見た目の改善と機能性の向上を両立した施工といえます。