施工前は、外壁全体はベージュ系の明るい色合いでまとまっていましたが、経年による色あせやくすみが感じられ、建物本来の立体感や存在感がやや弱く見える状態でした。特に正面の縦に伸びる部分やバルコニーまわりも周囲と近い色合いだったため、建物の形状が持つメリハリが出にくく、全体として少し古さを感じさせる印象になっていました。今回の施工では、単に外壁をきれいに塗り直すだけではなく、建物の形状を活かしながら外観全体を引き締め、より現代的で落ち着いた印象へ変えることを意識しています。施工後は、外壁を濃いグレーを基調とした色合いに変更したことで、建物全体が大きく引き締まり、施工前とは異なるシャープで落ち着いた外観に生まれ変わりました。正面の縦長部分やバルコニーなど、もともとの建物が持つ凹凸や高さも色の効果によって際立ち、立体感のある仕上がりになっています。既存の窓枠や手すりなどとのバランスも取りながら全体の色調を整えることで、単に「新しく見せる」のではなく、建物そのもののデザインを活かした統一感のある印象に仕上げています。
施工前 共用部の入口付近は、床面を中心に長年の使用による汚れやくすみが見られ、壁や天井が比較的明るい色であっても、空間全体としてはやや暗く重たい印象になっていました。マンションの共用部は入居者様が毎日利用するだけでなく、来訪者が建物に入って最初に目にする場所でもあるため、外壁だけでなく、こうした内部空間の見え方も建物全体の印象を左右します。今回は既存の状態やコストとのバランスを考えながら、床を塗装で仕上げることで、共用部の雰囲気を整える施工を行いました。 施工後 床面を落ち着いたグレー系で塗装したことで、入口付近から奥の廊下まで色のまとまりが生まれ、共用部全体がすっきりと明るい印象に変わりました。壁や天井の色ともなじみやすく、床だけが強く主張することなく、清潔感のある空間に仕上がっています。入口を入った瞬間の見え方が大きく変わったことで、外観の塗り替えだけでは得られない、建物内部まで含めたリフレッシュにつながりました。入居者様が日常的に通る場所だからこそ、美観だけでなく、毎日気持ちよく利用できる共用空間を意識して仕上げています。
施工前 共用部の階段や踊り場は、長年の使用による汚れや黒ずみ、床面の色むらが目立ち、壁にも細かなひび割れや経年による傷みが見られる状態でした。階段は入居者様が毎日のように利用する場所だけに、こうした床や壁の劣化が重なると、実際の傷み以上に共用部全体を古く暗い印象に見せてしまいます。特に踊り場から階段へ続く床面は使用感が強く出ていたため、部分的にきれいにするのではなく、階段から踊り場まで連続した空間として整えることを意識して施工しました。 施工後 階段と踊り場の床をグレー系で統一して仕上げることで、経年による汚れや色むらが目立っていた空間が、すっきりと清潔感のある印象に変わりました。段差部分まで同じ色調で整えながら、既存の手すりや壁とのバランスも合わせることで、階段全体にまとまりが生まれています。また、窓から入る自然光が床や壁に反射しやすくなったことで、施工前よりも空間全体が明るく感じられる仕上がりとなりました。毎日上り下りする場所だからこそ、見た目をきれいにするだけでなく、建物に入ったときから各住戸へ向かうまで気持ちよく利用できる共用部を目指しています。
色は基本私の方にお任せして頂けましたのでバッチリ決めるしか無い!と思いました。 外壁の色は特殊色(標準色ではない)でカッコよい色!何より共用部の床を長尺シートか迷ったんですが、コストを抑え綺麗に出来る塗装で提案させて頂きました。結果共用部も明るくなりました!塗装だと床のクラックの補修がやはり若干目立ってくるな・・・というのもありますが、ケースバイケースでより適した提案をさせて頂いているのでそこに関しては確認済みです。
外壁塗装で大切なのは、単に色あせた外壁をきれいに塗り直すのではなく、建物の形状や既存の設備、周囲とのバランスまで見ながら色を決めることです。今回のマンションでは、施工前の明るい色合いから濃いグレー系へ変更し、正面の縦に伸びる部分やバルコニーなど、もともとの建物が持つ凹凸を活かして全体を引き締めています。色選びによって建物の印象は大きく変わるため、標準色の中から無難に選ぶだけではなく、建物そのもののデザインをどう見せたいかまで考えることが仕上がりを左右します。また、外壁から雨漏りが発生している場合は、美観だけを整えて終わりにするのではなく、建物の傷みも確認したうえで必要な補修と塗装を組み合わせることが重要です。今回のように「古く見えるのできれいにしたい」というご要望でも、見た目だけではなく建物全体の状態を確認しながら施工内容を考えることで、より納得感のある改修につながります。
共用部塗装では、きれいに見せることに加えて、日常的に人が歩く場所であることを考えた施工方法の選択がポイントになります。マンションの入口や廊下、階段、踊り場は入居者様が毎日利用するため、床の汚れや色むらが目立つと共用部全体が暗く古い印象になりやすい場所です。今回の施工では、床の仕上げとして長尺シートも検討しましたが、コストとのバランスを考えて塗装を提案しています。ただし、塗装であれば何でも良いということではありません。既存床にクラックがある場合は、補修しても仕上がり後に補修跡が多少分かることがあります。そうしたメリットと注意点を事前に説明し、ご予算や求める仕上がりに合った方法を選ぶことが大切です。実際に今回は階段から踊り場、廊下までグレー系で統一して仕上げたことで、空間全体にまとまりが生まれ、施工前よりも明るく清潔感のある印象になりました。共用部は部分ごとに考えるのではなく、入口から廊下、階段までつながった一つの空間として色や仕上がりを考えることで、建物全体の印象を整えやすくなります。 また、塗装工事の際には、塗る箇所だけを見るのではなく、周辺に補修が必要な部分がないか確認することも重要です。今回の共用部では、天井の爆裂によって表面が剥がれ落ちている箇所があり、美観だけでなく安全面でも良い状態ではありませんでした。そのため、傷んだ部分を補修したうえで塗装を行い、周囲と違和感なく仕上げています。外壁塗装や共用部塗装は、色を新しくするだけの工事ではありません。建物の状態、ご予算、日々の使われ方、仕上がりの見え方まで確認し、それぞれの場所に合った施工方法を選ぶことが、きれいな状態をつくるための大切なポイントです。今回のように、塗装だけに限定せず必要な補修まで一緒に考えることで、建物をより安心して使える状態へ整えることにもつながります。