外壁の美しさと清潔さを保つために、光触媒の効果が注目されています。
光触媒は光を利用して化学反応を促進し、汚れを分解し、さらにセルフクリーニング機能で外壁を自然に美しく保ちます。
この技術は耐久性も高く、紫外線から建物を守る一方、空気を浄化する効果も期待できます。
環境にやさしいエコな選択として、光触媒が外壁の美化とメンテナンスの新たな手段となっています。
□光触媒塗料とは?
日常生活の中で、触媒という言葉を聞く機会はあまり多くないかと思います。
触媒とは、簡単に言えば、化学反応を助けて物質の変化を引き起こす要素を指します。
一般的に、光触媒の例として挙げられるのが、植物の光合成のメカニズムです。
植物は、葉緑素が光を受けることで、二酸化炭素と水を酸素と糖に変える化学反応を起こします。
光触媒技術でも同様に、酸化チタンという物質が化学反応を促進します。
酸化チタンが光を受けて酸素や水分と反応すると、有機有害物質を無害な二酸化炭素と水に変える光触媒作用が起こります。
化学反応や酸化チタンと聞くと、健康への影響を心配する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、酸化チタンは食品や化粧品の着色料としても使用されており、安全性が確認されている物質ですので、人体への害はありません。
安心してご利用いただけます。
□光触媒塗料で外壁塗装を行うメリットとは?
1.汚れにくい
光触媒性の塗料は紫外線と反応し、建物の外壁に付着した汚れを分解する性質を持っています。
この特性に加えて、雨水が付着しにくい傾向があるため、分解された汚れが自然に流れ落ちるセルフクリーニング機能が十分に機能することが期待されます。
これにより、汚れがつきにくくなり、外壁のお手入れが容易になります。
2.耐久性が高い
紫外線は劣化の主な原因とされていますが、光触媒性の塗料はこれを逆手に取り、劣化を遅らせる働きをします。
一般的な塗料の寿命がおおよそ10年程度であるのに対し、光触媒性の塗料は最長で15から20年の耐用年数を持つため、その耐久性の高さがうかがえます。
なお、この耐久性は他の塗料と比較しても非常に優れています。
3.空気清浄機能がある
空気浄化機能が備わっています。
光触媒性の塗料は、車の排気ガスなどの大気中の汚染物質を分解する機能に加え、臭いも中和する効果があります。
光触媒性の塗料を用いて戸建て1軒の外壁を塗装するだけで、広さにしてテニスコート4面分に相当する緑地が持つ空気清浄効果を得ることが可能です。
環境への配慮に優れ、エコロジカルな選択肢と言えるでしょう。
さらに近年では、この塗料の抗ウイルス・抗菌特性が明らかになりつつあり、外壁だけでなく室内の壁に使用する需要も増加しています。
□まとめ
本記事では、光触媒塗料についてご紹介しました。
当社は塗装全般、シーリング工事、ベランダ防水工事をしている会社です。
お家の内外、どんな塗装工事も喜んでやらせていただきます。
外壁塗装について少しでもお悩みの方はぜひ当社までご連絡ください。