光熱費を抑えながらも快適に過ごしたいと感じている方は多いと思います。
そんな方におすすめなのが外壁の断熱リフォームです。
今回は、外壁を断熱リフォームすることのメリットをご紹介するとともに、外壁の断熱材についても4種類ご紹介します。

□外壁を断熱リフォームすることのメリットは？

外壁を断熱することの大きなメリットは快適性を得られることです。
断熱リフォームをすることにより、結露が原因となるカビの発生を抑えられたり、猛暑の時期に室内での熱中症予防ができたりとメリットは多いです。
最近では、断熱材を導入していなかった住宅でも、後から断熱リフォームをする人がいるほど人気があります。

ここから詳しく紹介していきます。

まず、断熱リフォームをすることで、室内の寒暖対策ができます。
これまでは熱く感じていた夏も、涼しさを感じながら乗り切れたり、冬は寒さを忘れるほど暖かく心地の良い空間で過ごせたりします。
室内の寒暖がうまく調節されることでエアコンの電気代を抑えられます。

また、カビや結露を防ぐ効果もあります。
冬場に発生する結露は、冬の気温の影響がありカビが発生しやすいです。
天井や壁にもカビが発生します。

しかし、断熱材を入れる工事を行うことでこの問題も軽減されます。

□外壁の断熱材4種類をご紹介！

ここでは、外壁の断熱材の種類を4つご紹介します。

まず、無機質繊維系です。
代表的なものには、グラスウールや岩石が原料のロックウールがあります。
無機質繊維系は費用が安く抑えられます。
また、耐火性にも優れているため安心です。

次に、天然素材系です。
代表的なのが羊毛やコルクです。
天然素材のため有害物質の心配も少なく、環境にやさしいものが多いです。
コストは高いものもありますが、自然の吸湿性にも優れており環境配慮がなされているのでおすすめです。

次に、発泡プラスチック系です。
プラスチック成分を発泡させ、気泡を作り出すことで出来上がる断熱材です。
湿気に強く耐水性にも優れています。

また、軽量でプレカットができるため施工性にも優れています。
耐震の効果もあるため、長期安定型として断熱材をお考えの方におすすめです。

最後に、断熱塗料です。
断熱塗料は熱を遮断する効果があります。
外壁の補修用に用いられることが多いです。

どのタイプの断熱材にするのかよく検討することが大切です。

□まとめ

今回は外壁の断熱材のメリットをご紹介するとともに、断熱材について4種類取り上げました。
発揮する効果は断熱材によって様々ですが、どれも建物を快適に保つ効果があります。
それぞれのメリットを比較検討しながら、断熱材を選ぶようにしましょう。