「長く同じ家に住みたい」と思う方は多いでしょう。
家を丈夫に快適に保つために大切な外壁の機能として防水機能があります。
防水機能が低下していると、一気に劣化が進みます。
今回は、防水機能が低下していないかどうやって確認するのかについて紹介します。
それに加え、外壁防水の一般的な工法についても紹介します。
□外壁の防水機能が低下しているサインをチェック!
外壁を塗り替えるタイミングは、まずは目視で確認して、一つでも当てはまれば当社のような外壁塗装会社に相談しましょう。
*防水機能の低下に直結するサイン
・外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング現象)
・幅0.3ミリメートル以上、深さ5ミリメートル以上のひび割れがある
・外壁のつなぎ目のゴムのような素材(シーリング)が縮んだり割れたりしている
・塗装が剥がれ、外壁材が見えている
これらのサインは、すでに建物内に水が浸入している可能性もあるため、早急に当社を含む外壁塗装会社に詳細を見てもらう方が良いでしょう。
*放置すると、防水機能が低下してしまうサイン
・外壁が雨筋、ホコリ、排気ガスなどで汚れている
・幅0.3ミリメートル以下、深さ5ミリメートル以下のひび割れがある
・外壁の色が褪せている
・塗膜が膨らんでいる
・カビや藻、コケが発生している
これらのサインは、直接的には防水機能の低下に結びつきませんが、防水機能が低下する前兆です。
汚れは紫外線を集めやすく劣化を早める原因になります。
色褪せは時間が経つとチョーキング現象が起こる可能性があります。
塗膜の膨らみを放置すると、塗装が剥がれてしまうのです。
見つけたら、外壁を掃除したり当社のような外壁塗装会社に詳細を見てもらったりするなどして、注意しておきましょう。
□外壁防水の一般的な工法
外壁に防水機能を持たせるには、一般的に弾性塗料と呼ばれるものが用いられます。
弾性塗料は優れた防水性と、伸縮性があり、塗膜がひび割れしにくい塗料です。
弾性塗料を用いる際の工法は、主に3つです。
・単層弾性塗装
一般的な戸建て住宅で行われることの多い工法です。
可能な限り費用を抑えたい方におすすめです。
・複層弾性塗装
防水性をさらに高める工法です。
費用が高く、一般的な戸建てに用いられることは少ないですが、予算に余裕があり、長持ちさせたい方におすすめです。
・微弾性塗料塗装
弾性塗料を使う工法の中で最もお手頃価格な工法です。
メンテナンス費用が抑えられ、自由度も高い工法ですが、他の2つに比べて弾力性は長持ちしないことには注意が必要です。
□まとめ
今回は、外壁の防水機能が低下していないか自分で確認する方法と、外壁の防水工事の方法についてご紹介しました。
目視で外壁を確認し、早めに対策を取りましょう。
また、防水工事の方法については自分が重視する点を明確にして考えるようにしましょう。
防水機能の低下のサインが見つかった方は、ぜひ当社にお早めにご相談ください。