ガルバリウム外壁は、軽量なのにも関わらず、耐久性・耐震性に優れていて、スタイリッシュな印象を与えられるため、近年人気を集めています。
今回は、ガルバリウム外壁の中でおすすめの色と色持ちを良くするポイントについてご紹介します。

□ガルバリウム外壁におすすめな色は?

1.黒
高級感を出したい方におすすめです。
重厚感のあるモダンな印象を与えられます。
木目調のものと相性が良いため、どのような形状の住宅にも合います。

しかし、ガルバリウム自体の熱伝導率が高く、黒にすることで断熱性はあまり期待できません。

2.白
清潔感のある爽やかな印象を与えられます。
他の色と組み合わせやすく、膨張色であるため家が大きく見えます。
光を吸収しにくいため、色褪せにくいという特徴もあります。

しかし、黒っぽい汚れが目立ちやすく、光の反射を眩しく感じる恐れがあります。

3.シルバー
金属ならではの質感を出せて、シャープな印象を与えられます。
色褪せや汚れが目立ちにくく、木目調のものと素材のコントラストが出せるため、おしゃれに仕上げられます。

しかし、シルバー単色だと無機質で寂しい印象になってしまうこともあります。

4.青
明度によって異なる雰囲気を演出できます。
明るい青は爽やかな印象を、暗い青はクールな印象を与えます。

青の塗料は基本的に紫外線に強いですが、暗い青は色褪せると白っぽく目立つため注意が必要です。

□ガルバリウム外壁の色持ちを良くするポイント

ガルバリウムの劣化症状としては、コケやサビの発生、チョーキング現象などがあります。
風通しや日当たりが悪いとコケは発生しやすくなります。

また、ガルバリウムは、普通の金属サイディングと比べてサビにくいですが、全くサビないわけではありません。
傷つきやすいため、その傷から赤サビが発生することがあります。

定期的に自宅でメンテナンスを行うとより、色持ちが良くなります。
1ヶ月~3ヶ月に1回、弱い水圧で外壁全体を洗い流して汚れをとることをおすすめします。
少なくとも、年に1回~2回はするようにしましょう。

しかし、自分では見えなかったり、届かなかったりする場所もあります。
知らず知らずのうちに家の劣化を進めてしまいかねないので、定期的に業者に点検してもらいましょう。

□まとめ

今回は、ガルバリウム外壁の中でおすすめの色と色持ちを良くするポイントについてご紹介しました。
ガルバリウム外壁は、色の種類が豊富で、機能性に優れています。
定期的なメンテナンスをすることで、色・機能ともに長持ちさせられます。
業者にも定期的に依頼して、隅々までメンテナンスをしましょう。