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塗料選びをする際に、水性塗料か溶剤塗料のどちらにするかは迷われるところだと思います。
しかし、実はどの住宅でも両方の塗料から選べるという訳ではありません。
外壁の構造の種類によって、向き不向きがあります。
そこで今回は、外壁の構造の種類とそれによる塗料の選び方をご紹介します。

□外壁の主な工法をご紹介!

以下より、外壁の主な構造の2種類をご紹介します。

1つ目は、「直張り工法」です。
外壁は、基本的に8から9層程の複数の層が張り合わさった構造をすることで、強度を担保しています。
直張り工法では、外壁材・浸透防水シート・構造用合板・間柱などを直接貼りあわせていきます。

2つ目は、「通気工法」です。
外壁部分の近くに通気層を設けることで、合板と屋外側外壁の間に隙間を作る工法を指します。
直張り工法と同じように層を連ねていくため、基本的に通気層があること以外構造自体は大きく変わりません。

□外壁の構造は塗料選びにも影響する?

構造自体は2種類ともそこまで変わりがないとご紹介しましたが、ポイントは構造によって塗料の選び方が変わることです。
以下より、その理由をご紹介していきます。

直張り工法では、構造用合板・浸透防水シート・モルタルやサイディングなどの外壁材が順に直張りされています。
浸透防水シートと外壁材が密着しているので、浸入した水や中で発生した湿気がうまく排水できず、中がジメジメとした状態になってしまいます。

反対に通気工法では、浸透防水シートと外壁材の間に通気層があるため、そのような水分や湿気が排水でき、下地を傷めにくいです。

溶剤塗料は、分子が非常に細かいため水分や湿気が抜けにくく、塗膜の脹れが生じる原因になります。

一方水性塗料は、溶剤塗料よりも分子が大きいため水分や湿気が排出されやすいです。
そのため、直張り工法では水性塗料を選ぶ必要があります。
通気工法の構造をしている場合は、溶剤塗料でも水性塗料でもお好みの方を選択可能です。

このように、通気層の有無は微々たる差であるように思えますが、塗料の選択肢に影響を与えることに注意が必要です。

□まとめ

今回は、外壁の主な構造の種類と、それによる塗料の選び方をご紹介しました。
通気工法が採用されている住宅にお住まいの場合は、水性塗料を選びましょう。
そもそもご自身の住宅に何の工法が採用されているか分からない、という方はお気軽に当社までご相談ください。
お客様のご希望を伺った上で、最適なプランをご提案させていただきます。