外壁のカビは、建物の外観を損ねるだけでなく劣化の進行を早める可能性があります。
そうならないために、カビの好む条件を知っておき、当てはまる場合には対策をとることが大切です。
今回は、カビの発生しやすい外壁の特徴と効果的な対策をご紹介します。

□カビが発生しやすい外壁の特徴をご紹介!

空気中を浮遊しているカビの胞子が外壁に付着すると、カビが発生・増殖する可能性があります。
以下より、カビが発生しやすい外壁の特徴をご紹介します。

1つ目は、日当たりが悪いことです。
北側の外壁であったりすぐ隣に高い建物があったりする場合、当てはまることが多いでしょう。

2つ目は、風通しが悪いことです。
隣の建物との距離が近く、風通しが悪い場合もカビが発生する条件のひとつです。

3つ目は、外壁に凹凸があることです。
外壁に凹凸があると、そこに汚れが溜まって劣化しやすくなります。
外壁の汚れ、つまり有機物はカビの栄養となるため、繁殖しやすい環境になります。

□カビが外壁に発生するのを防ぐ効果的な対策をご紹介!

カビは、1度繁殖してしまうと深くまで根をはってしまうので、完全に除去するのが難しくなります。
そうならない為に、あらかじめ対策をとっておくことが大切です。
以下より、外壁にカビが発生するのを防ぐのに効果的な対策をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

1つ目は、日々のお手入れを行うことです。
普段から外壁のお手入れをしておくことは、カビの発生を防ぐのにもっとも効果的な対策です。
カビは熱に弱いという特徴があるため、45度以上のお湯を含ませた柔らかい布で外壁を拭くと良いでしょう。
外壁全てを拭こうとすると大変なので、日当たりの悪い場所や湿気の高い場所に絞って行うだけでも十分に対策できます。

2つ目は、凹凸の少ない外壁にすることです。
日々のお手入れを行う時間が無いという方は、汚れが付着しにくいような外壁に変えてしまうというのも得策です。
自分でお手入れする手間を省きながら、カビの発生を防いで景観を維持できます。

3つ目は、外壁塗装をすることです。
ほとんどの塗料には、防カビ効果が含まれていますので、外壁塗装を行うことで塗料の持つ機能を回復できるでしょう。
心配な方は、より防カビ効果の高い塗料や、セルフクリーニング効果のある塗料を使用しても良いですね。

□まとめ

今回は、カビが発生しやすい外壁の特徴と効果的な対策をご紹介しました。
外壁の日当たりや風通しはなかなか改善が難しいですし、対策をとってあらかじめ発生を防ぐことが大切です。
カビ対策のために外壁塗装をしたいという方は、ぜひ当社までご相談ください。