自分の住宅の外壁材についてあまり知らずに住んでいる、という方は多いてのではないでしょうか。
しかし、特徴を知らないでいると必要なメンテナンスを見過ごしてしまう可能性が高いです。
そこで今回は、alc外壁の特徴とメンテナンスをご紹介します。
□alc外壁のメリット・デメリットをご紹介!
以下より、alc外壁のメリットとデメリットをご紹介します。
*alc外壁のメリット
1つ目は、耐久性が高いことです。
定期的なメンテナンスを行っていると、耐用年数は50年を超えるとも言われるほど、alc外壁は耐久性に優れています。
そのため、地震に強いとも言えます。
2つ目は、耐火性や断熱性に優れていることです。
通常のコンクリートの約10倍の断熱性があるので、断熱材と併用することで夏場は涼しく、冬場は暖かく快適に過ごせるでしょう。
また燃えにくい構造であり、かつ無機質な原料で作られているため、火災が起きたときでも有害物質が発生しません。
3つ目は、遮音性が高いことです。
alc外壁の内部にある気泡が音を吸収してくれるので、住宅内に外部の騒音が伝わりにくいことも魅力的です。
*alc外壁のデメリット
1つ目は、つなぎ目が多いことです。
alc外壁は、パネルを建物に取り付けていくタイプの外壁材です。
また、alcパネルは比較的小さく設計されているため、その分つなぎ目が多くなってしまいます。
つなぎ目が多いと、雨漏りするリスクが高いと言われています。
そのため、メンテナンスを定期的に行いましょう。
2つ目は防水性が低いことです。
alcパネルは吸水性が高いため、耐候性が低いと言えます。
そのため、塗装によって防水性を高める必要があるでしょう。
□alc外壁に必要なメンテナンスをご紹介!
前章でご紹介したように、安心して暮らすためにメンテナンスは欠かせません。
以下より、alc外壁に必要なメンテナンスをご紹介します。
1つ目は、つなぎ目のメンテナンスです。
つなぎ目を埋めているシーリング材が劣化すると、そこから雨漏りが浸入してしまいます。
そのため、シーリング材に剥がれや割れが生じている場合は早急に補修しましょう。
2つ目は、塗り替えです。
alcパネルの防水性を補っている塗装が劣化すると、alcパネルの内部まで水が浸透して、耐久性が落ちてしまいます。
そのため、表面にひび割れを見つけたら塗り替えを検討しましょう。
□まとめ
今回は、alc外壁のメリット・デメリットと必要なメンテナンスをご紹介しました。
alc外壁は、建て替えよりも定期的なメンテナンスが必要な建材です。
ご紹介したような劣化や破損を発見した場合は、ぜひ当社にお任せください。