外壁リフォームで素材を選ぶとき、名前だけ聞いても何が良いか分からない、という方は多いでしょう。
外壁の素材は、種類によって見た目はもちろん機能性や耐久性が大きく異なります。
そこで、今回は外壁材選びのポイントと代表的な外壁材のメリット・デメリットをご紹介します。

□外壁の素材を選ぶときのポイントをご紹介

以下より、外壁材を選ぶときのポイントをご紹介します。

1つ目は、値段だけで決めないことです。
費用を安く抑えるために、性能よりも値段重視で決めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、安すぎる外壁材は、防火性能が備わっていなかったり、耐久性が低かったりと、問題が生じる可能性があります。

外壁材の価格は同じ大きさでも最大10倍以上異なります。
そのため、あくまで予算内の外壁材を選ぶようにしましょう。

2つ目は、メンテナンス性に気遣うことです。
外壁の寿命は、メンテナンスの有無によって左右されます。
そもそもメンテナンスのまったく要らない外壁材は存在しませんが、少ない頻度で済む外壁材は何種類かあります。
そのような外壁材は、基本的に価格が高い傾向にありますが、その分メンテナンスの費用を浮かせられるでしょう。

3つ目は、デザイン性で選ぶことです。
外壁材は、種類によって見た目が大きく異なります。
また、色やツヤ、質感などによって受ける印象も変わってくるでしょう。
そのため、事前にシミュレーションを行っておくことをおすすめします。

□代表的な外壁材のメリット・デメリットをご紹介

以下より、代表的な外壁材のメリット・デメリットを簡潔にご紹介します。

1つ目は、モルタルです。
モルタルのメリットは、耐久性に優れていることと、デザインの豊富さです。
一方デメリットは、防水機能が無いこと、ひび割れが起こりやすく、汚れも目立ちやすいことです。

2つ目は、窯業系サイディングです。
こちらは、防火性に優れており、コストパフォーマンスも高いと言えます。
また、比較的工期が短い点も嬉しいところです。
デメリットは、防水機能が無いことや、蓄熱性が高いことが挙げられます。

3つ目は、金属サイディングです。
こちらのメリットは、断熱性・耐震性・耐凍害性に優れており、コストパフォーマンスが高いことです。
しかし、サビが発生しやすく、酸性雨や塩害被害を受けやすいことがデメリットとして挙げられます。

□まとめ

今回は、外壁リフォームのときに役立つ外壁の素材の選び方と、代表的な外壁材のメリット・デメリットをご紹介しました。
3つのポイントを意識して、色々な外壁材を比較してみてはいかがでしょうか。
外壁リフォームをご検討の際は、ぜひ当社にご相談ください。