一般住宅施工事例

千葉県習志野市|屋根カバー工法と外壁塗装で住まいの外装を一新

習志野市の住宅 屋根カバー工法とグレージュ外壁塗装後
施工後の住宅正面外観全景です。主外壁をグレージュへ変更し、木目調部分を生かして付帯部まで色調を整えました。

千葉県習志野市の住宅で、屋根カバー工法と外壁塗装を中心とした外装改修を行いました。2015年にも当社へ屋根・外壁塗装をご依頼いただいたお住まいです。今回は屋根の傷みをきっかけに、足場を掛ける機会を生かして外壁や付帯部もまとめて整えました。

屋根にはアイジー工業のスーパーガルテクト(シェイドチャコール)を重ね葺きし、外壁はオレンジ系から落ち着いたグレージュへ変更しました。正面の傷んだボーダーは塗装ではなく板金でカバーし、約3週間で外装全体を仕上げています。

ご依頼内容と施工概要

項目内容
地域千葉県習志野市
建物戸建住宅
工事種別屋根カバー工法、外壁塗装、付帯部塗装、ベランダ床トップコート
工期約3週間
使用材料・色アイジー工業 スーパーガルテクト(シェイドチャコール)、外壁グレージュ(関西ペイント RSシルバーグロスSi)
ご要望傷みが気になる屋根を改修し、足場を掛ける機会に屋根と外壁をまとめて長持ちする工事にしたい

主な工事内容

・既存スレート屋根の上へ防水シートを施工

・アイジー工業 スーパーガルテクト(シェイドチャコール)による屋根カバー工法

・棟板金の更新

・外壁塗装(下塗り、上塗り2回、無機コーティング仕上げ)

・軒天・破風・雨樋など付帯部の塗装

・ベランダ床トップコート

・正面ボーダーの板金カバー(ダークブラウン)

・門柱塗装

施工前後と工事の様子

正面外観をオレンジ系からグレージュへ

施工前

習志野市の住宅 屋根カバー工法と外壁塗装前の正面外観
施工前の住宅正面外観全景です。オレンジ系の主外壁に木目調外壁と濃色の付帯部を組み合わせた住まいでした。

施工後

習志野市の住宅 屋根カバー工法とグレージュ外壁塗装後
施工後の住宅正面外観全景です。主外壁をグレージュへ変更し、木目調部分を生かして付帯部まで色調を整えました。

施工前の正面は、オレンジ系の主外壁に木目調外壁と濃色の付帯部を合わせた外観でした。2015年に当社で屋根・外壁塗装を行ってから年月がたち、今回は屋根の傷みへの対応とあわせて外壁も塗り替える計画としました。

外壁は下塗りのあと上塗りを2回行い、さらに無機コーティングで仕上げています。色は落ち着いたグレージュへ変更しました。木目調の外壁はそのまま生かし、軒天、破風、雨樋などの付帯部も塗装して、外装全体の色のつながりを整えています。

完成後は、グレージュの主外壁と木目調部分、濃色のラインがまとまり、正面全体が穏やかな色調になりました。玄関まわりや植栽ともなじむ配色で、建物の形や木目の表情を残しながら印象を大きく変えています。

妻側は木目を残して色の組み合わせを整理

施工前

習志野市の住宅 外壁塗装前の妻側
施工前の住宅妻側外観全景です。オレンジ系の主外壁を、木目調外壁と濃色の縦横ボーダーが囲む意匠でした。

施工後

習志野市の住宅 グレージュ塗装後の妻側
妻側の主外壁をグレージュへ塗り替え、木目調部分を残しました。濃色ラインが建物の輪郭を整えた仕上がりです。

妻側は、中央のオレンジ系外壁を木目調の外壁と濃色の縦横ボーダーが囲む構成でした。窓や妻形状など建物の意匠は変えず、主外壁と付帯部の塗装によって全体の色調を見直しています。

中央の外壁は正面と同じグレージュで塗装し、両側と下部の木目調部分を残しました。破風や縦横のラインは濃色でまとめ、軒天は明るい色で仕上げています。既存の素材感を生かしながら、主外壁の色を切り替える改修です。

完成後はグレージュが木目調外壁と自然につながり、濃色のラインが窓まわりや建物の輪郭を引き締めています。白い窓サッシは既存のまま生かしました。オレンジ系の明るさから落ち着いた配色へ変わり、正面から妻側まで統一感のある外観になりました。

傷んだ大屋根をスーパーガルテクトでカバー

施工前

習志野市の住宅 カバー工法前のスレート屋根
カバー工法前の大屋根全景です。スレート全体に色あせが進み、一部にはずれや欠損状の箇所も見られました。

施工後

スーパーガルテクトのシェイドチャコールでカバーした大屋根
スーパーガルテクトで重ね葺きした大屋根です。棟板金も更新し、シェイドチャコールで全体をまとめました。

点検時に屋根へ上がると、スレートが割れて2枚落ちていることが分かりました。屋根全体にも色あせと傷みが進んでいたため、割れた箇所だけを差し替える方法ではなく、既存屋根全体を覆うカバー工法をご提案しました。

既存のスレートを残したまま、その上へ防水シートを敷き、アイジー工業のスーパーガルテクトを重ね葺きしました。色はシェイドチャコールです。屋根の頂部にあたる棟板金も新しくし、軒先や屋根の取り合いまで同系色で納めています。

施工後は、褪色していた茶系の屋根が濃いチャコールの金属屋根へ変わり、横方向のラインがそろいました。スーパーガルテクトはメーカーが「超高耐久ガルバ」と呼ぶめっき鋼板を使用した金属屋根材ですが、実際の維持管理時期は立地や環境に応じて判断します。

ベランダまわりの下屋根も同じ仕様で統一

施工前

ベランダまわりの下屋根 カバー工法前
施工前のベランダまわり全景です。茶系のスレート下屋根とオレンジ系の外壁を、足場を利用して改修します。

施工後

スーパーガルテクトでカバーしたベランダまわりの下屋根
下屋根もシェイドチャコールでカバーし、外壁はグレージュへ変更しました。ベランダまわりの色調がそろっています。

ベランダを囲む下屋根も大屋根と同じ茶系のスレートで、色あせが見られる状態でした。外壁はオレンジ系で、下屋根の縁や雨樋には濃い茶系の色が使われていました。今回は大屋根とあわせて、この範囲もカバー工法の対象としています。

既存屋根を残して防水シートを施工し、シェイドチャコールのスーパーガルテクトを重ねました。複数の勾配が交わる形状に沿って屋根材と板金を納めています。外壁はグレージュへ塗り替え、破風や雨樋などの付帯部も配色をそろえました。

完成後は大屋根から下屋根まで金属屋根の色と横ラインがつながり、ベランダを囲む屋根全体が引き締まりました。グレージュの外壁とチャコールの屋根、明るい軒天が組み合わさり、上から見える範囲もまとまっています。

剥がれが出ていた正面ボーダーを板金でカバー

施工前

塗膜が剥がれた住宅正面の外壁ボーダー
施工前の正面ボーダー部分です。木目調外壁の下で塗膜が広く剥がれ、黒ずみも出ていたため板金で覆います。

施工後

ダークブラウンの板金でカバーした窓まわりのボーダー
板金カバー後を見た別角度です。ダークブラウンの板金が窓まわりの縦横ラインへ連続する板金の仕上がりです。

正面の木目調外壁の下にある横ボーダーは、塗膜が広い範囲で剥がれ、黒ずみも出ていました。この部分は塗り直しても剥がれやすいと判断し、今回は塗装で仕上げ直す方法ではなく、既存部を板金で覆う方法を選びました。

ガルバリウム鋼板の板金を使い、色はダークブラウンで納めています。横ボーダーだけでなく、窓まわりへ続く縦横のラインも板金でカバーし、外壁の塗装部分や木目調部分との境界をそろえました。板金の端部も周囲の外壁に沿って納めています。

完成後は剥がれていた面が平滑な濃色の板金で覆われ、窓まわりのラインが明確になりました。グレージュの主外壁と木目調外壁の間をダークブラウンがつなぎ、劣化していた部分への対応と外観の統一を両立しています。

施工担当者より

こちらのお住まいは、2015年にも当社へ屋根・外壁塗装をご依頼いただきました。今回の点検で屋根に上がると、スレートが割れて2枚落ち、屋根全体にも色あせと傷みが進んでいました。

部分的な差し替えも選択肢でしたが、全体の状態を踏まえて既存屋根の上へ防水シートと金属屋根材を重ねるカバー工法をご提案しました。スーパーガルテクトのシェイドチャコールで、大屋根とベランダまわりの下屋根をそろえています。

外壁は下塗り、上塗り2回、無機コーティングの順に仕上げ、オレンジ系から落ち着いたグレージュへ変更しました。剥がれが出ていた正面ボーダーは再塗装ではなく板金で覆い、付帯部、ベランダ床、門柱まで足場のある期間にまとめて施工しています。

屋根と外壁の色が変わり、木目調外壁を残しながら住まい全体が落ち着いた印象にまとまりました。以前の工事から引き続きご相談いただいたことにも応えられるよう、約3週間の工程を進めました。

お客様の声

前回の塗装もお願いしていて仕上がりに満足していたので、今回も迷わず竹山美装さんにお願いしました。屋根のことは気になりつつそのままにしていたので、点検で割れを見つけてもらえて本当に助かりました。工事中は作業のある日は毎日LINEで写真付きの報告があり、進み具合がよく分かって安心でした。色もガラッと変わって、新築のような家になり大満足です!

事例から学ぶコラム|屋根と外壁を一緒に改修するときのコツ

部分補修か屋根全体の改修かを状態から考える

スレート屋根の割れを見つけたとき、傷んだ部分だけを差し替える方法でよいか、屋根全体を改修するかは、周囲の色あせ、ひび、ずれ、下地の状態などを合わせて判断します。今回のお住まいでは、スレート2枚の落下に加えて屋根全体の傷みが進んでいたため、部分補修ではなくカバー工法をご提案しました。一般にカバー工法は既存屋根を残して新しい屋根を重ねる方法ですが、すべての屋根に使えるわけではありません。アイジー工業も、既存屋根の凹凸などの状態によっては施工できない場合があると案内しています。まず現地調査で施工可否を確かめることが出発点です。

屋根材の名称だけでなく納まりまで確認する

今回使用したスーパーガルテクトは、アイジー工業が「超高耐久ガルバ」と呼ぶめっき鋼板と断熱材を組み合わせた金属屋根材です。色はシェイドチャコールを選びました。屋根改修では本体だけでなく、防水シート、棟、軒先、壁際、複数の屋根が交わる部分などの納まりも確認します。今回も既存屋根の上へ防水シートを敷き、大屋根とベランダまわりの下屋根を同じ屋根材でカバーし、棟板金を更新しました。製品の保証には対象条件があるため、年数だけで判断せず、施工条件や保証書の内容を確認することが大切です。

足場を使う工事は外装全体の優先順位を整理する

屋根工事と外壁塗装を同時に行うときは、足場を使う範囲で気になる部位を洗い出します。今回は外壁だけでなく、軒天、破風、雨樋などの付帯部、ベランダ床のトップコート、門柱まで施工しました。正面ボーダーは塗膜が広く剥がれていたため、塗り直しを繰り返すのではなく板金カバーへ変更しています。すべてを同じ方法で直すのではなく、素材と傷み方に応じて塗装、板金、屋根カバーを使い分ける考え方です。相談前に、雨天時に気になる場所、剥がれや色あせ、以前の工事時期を整理しておくと、工事範囲の優先順位を話し合いやすくなります。

完成後も屋根と外壁を定期的に見守る

屋根や外壁は施工したら点検が不要になるものではありません。強風や大雨のあと、地上から見える範囲で屋根材や板金の浮き、雨樋の外れ、外壁のひびや剥がれがないかを確認し、異変があれば早めに施工店へ相談します。高所へ自分で上がるのは危険なので避けてください。アイジー工業はスーパーガルテクトについて、地域や環境で表面劣化の進み方が異なり、案内上の時期がメンテナンスを保証するものではないと明記しています。工事内容、使用材料、色、保証書、施工中の記録を保管し、次回の点検時に共有できるようにすると、前回からの変化を判断しやすくなります。

屋根の傷みや外壁の色あせが気になる方は、現在のお住まいの状態や今後のメンテナンス計画も含めてご相談ください。竹山美装へのお問い合わせはこちら。