CORPORATE WORK
企業向け施工例

【千葉県佐倉市】工場の美観向上!安全鋼板の取り換えと外壁塗装工事事例

当初の予定より1.5倍の交換量となりましたが、通路の安全性と見た目の統一感を両立し、工期内でしっかり仕上げました!
【施工費:工事費総額180万円】
安全鋼板の外壁塗装

ご依頼内容
対応施工

■地域
千葉県佐倉市

■工事種別
工場の壁(安全鋼板)塗装(部分的な安全鋼板取替+下地取替を含む)

■工事内容/内訳
高さ約2,700mm×延長約60mの通路側外壁(安全鋼板)について、裏手の樹木が成長して押圧したことに起因する歪み・波打ち・局所的な不陸を是正。まず歪みの大きい鋼板を撤去し、撤去進行に合わせて「一見軽微だが連結部にストレスを生む歪み」も見逃さず追加交換。背面の樹木は伐採のうえ薬剤を注入し、再発リスク(再成長による押し上げ)を抑制。下地は痛み部分のみ交換・補強し、全体は通路の明度・清潔感を高める指定色で全面塗装。養生は動線と設備を優先し、通行・荷捌きの支障が出ないよう時間帯を分けて段取り。最終仕上げでは、ジョイント部の段差感を抑え、面の連続性が出るよう塗膜を均一に整えました。

■費用
工事費総額180万円
(木の伐採、安全鋼板取替(部分)下地取替(部分)全面塗装)

■工期
約1週間

■ご要望・お悩み
「裏の木が成長して壁を押してくる」「通路部で人や台車が通るため、見た目と安全の両立を図りたい」というご要望。単純な“見た目の塗り替え”ではなく、押圧原因への対処(伐採・薬剤)、歪みの連鎖を断つ交換範囲の見極め、通路動線を止めない工程計画がポイントでした。

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通路側の安全鋼板は、背面の樹木の成長に伴う継続的な押圧で板面が面外に引っ張られ、ジョイントの噛み合わせが崩れて波打ち・不陸・端部の反りが連鎖的に拡大、ビス周りには引きシワや座屈痕が散見され、やせたシーリングと段差が雨筋を強調して陰影が濃く“古びた印象”を助長、台車や人の袖が触れる高さでは微小段差が引っ掛かりリスクにもつながっていましたが、原因対策としてまず樹木を伐採し根部に薬剤を処理、そのうえで歪みの大きい箇所を撤去して解体中に顕在化する「一見軽微だが連結部に応力を溜める板」まで交換範囲を適正化、下地の胴縁は腐朽・痩せ・割れを点検して必要部のみを入替・補強し、建て込みではビスピッチと端部の止水・面取りを見直して通りと面剛性を回復、素地調整(ケレン・清掃)→防錆下塗→上塗の順で膜厚を管理しながらローラー目を抑えてジョイントの段差影を最小化、色・光沢・粒子感を揃えることで反射のムラを消し、通路全体の明度が一段高く均一化しました;結果として、見切りや角部の当たりが柔らかくなり接触時のダメージを低減、清掃時の拭き抜けが改善して日常の維持管理コストも抑制、加えてビス頭や端部処理の再設計により熱伸縮時の応力が分散され、再座屈やジョイントの開きが起きにくい“長期安定の面”へと更新されています。

施工担当者のコメント

 

当初は歪みの大きい箇所のみの交換予定でしたが、作業を進めるにつれて、隣接板との噛み合わせに影響する軽微な歪みが浮き彫りになりました。長期的な面の安定を優先し、在庫を活用して交換量を適切に増やした結果、仕上がりの平滑性と通路の明るさが向上。原因の樹木対策も合わせて実施できたことで、再発要因を抑えられたのが良かったです。

お客様の声

 

手際よく綺麗に工事してくれて本当に良かったです。通路が明るくなり、壁の波打ちも気にならなくなりました。伐採と薬剤の処理までまとめて対応してくれたので安心です。

安全鋼板の交換と塗装のコツ

 

安全鋼板の交換と塗装は、原因対策・範囲設定・下地補修・建て込み・素地調整・塗装・検査の順で“戻りにくい面”を作るのが肝要です。まず既存の波打ちや不陸の背後要因(背面の樹木押圧、雨仕舞い不良、胴縁の痩せ・腐朽、ビスの緩み、異種金属の接触など)を先に断ち、再発要因を残したまま仕上げに入らないことが品質を左右します。交換範囲は、見た目に大きく歪んだ板だけでなく、ジョイントに応力を溜めている「軽微な歪みの板」まで含めて現場解体中に再評価し、連鎖的なたわみを断ち切るラインまで広げると後戻りが出にくくなります。撤去後は胴縁・下地を点検し、腐朽・割れ・ネジ山潰れ・座屈の兆候を拾って必要部のみ入替・補強、通り芯(基準墨)を出してから建て込みへ進みます。新設板は切断端部の防錆処理を先行し、ビスは母材厚・下地材に適合したドリルねじ(ステンレス系を基本、躯体側が亜鉛めっき鋼の場合は電蝕防止のインシュレーターや隔離テープで異種金属接触を避ける)を選定、ビスピッチは躯体の振動・風荷重・温度伸縮を見込んだ推奨範囲に収め、端部は止水テープやブチルで一次防水を確保します。役物(入隅・出隅・見切り・笠木・水切り)との取り合いは「水の入口を作らない/入っても抜ける」連続ディテールを守り、縦目地は開口や架台近傍で目地幅を詰め過ぎないなど、熱伸縮の逃げを計画的に確保します。 塗装は前処理の精度が九割を決めます。素地調整は旧塗膜の劣化度に応じてケレン2種相当(動力工具併用)~3種相当を使い分け、発錆部は酸化物を確実に除去して素地を露出させ、旧シーリングは脆弱部を撤去のうえ再充填します。油分・粉化物を残さない清掃後、防錆プライマーは素地状態・上塗り系統との適合を最優先に選定(トタン・溶融亜鉛めっき面なら反応硬化型やエッチング系、鉄素地露出部は高防錆のエポキシ系など)、膜厚はメーカー指示の下限を割らないようウェット膜厚計で管理します。上塗りは環境条件(露点+3℃以上、相対湿度85%以下、結露なし、直射強日射や強風時は避ける)を順守し、希釈率・可使時間・塗り重ね間隔を守って、ローラー目や肌ムラがジョイントの段差影を強調しないよう均し塗りを徹底します。光沢・色は通路の明度設計と清掃性を両立させる観点で決め、既存面と新設面の反射差が出ないよう同一ロットで面区切りを計画、見切り位置や“止め”のラインを先に決めて、作業中の継ぎ目が残らない段取りにします。完了後は通り・面精度・取り合いの止水・端部の塗り残し・ビス頭周りの皮膜連続性を全数目視し、膜厚計でDFTをサンプリング確認、必要に応じて簡易付着試験(クロスカット)や打音で下地の浮きもチェックします。最後に、清掃時の拭き抜けと傷のつきやすい高さ(台車接触帯)を想定した保護部材の追加、定期点検周期と軽微補修の基準(チョーキング・シール痩せ・ビス緩みの閾値)を引き渡し書類に明記すると、維持管理コストを抑えつつ“長期安定の面”を保てます。加えて、工場稼働中の施工では動線の切替え計画と時間割施工(荷捌きピーク回避、養生の可視化、仮設表示の冗長化)を徹底し、事故リスクと手戻りを未然に防ぐことが、仕上がりの美観以上に価値を生みます。

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