外壁塗装を依頼するとき、なにを基準に塗料を選べば良いのか分からず、値段だけで決めてしまうという方も多いのではないでしょうか。
塗料の特徴を理解せずに決めると、完成後に思っていたものと違った、なんてことが起きかねません。
そこで今回は、塗料の分類名を見るときのポイントと、おすすめの塗料をご紹介します。

□外壁塗装の塗料を見るときのポイントをご紹介!

はじめに、外壁塗装に使う塗料の分類名を見るときのポイントをご紹介します。

1つ目は、樹脂の違いです。
樹脂は、主にアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素があります。
塗料に含まれている樹脂によって、塗料の耐用年数や価格は変動します。

2つ目は、顔料の有無です。
顔料とは色に関わる成分です。
そのため顔料を含まないクリア塗料は無色透明で、逆に顔料を含むエナメル塗料は色つきの塗料になります。
既存の外壁のデザインから変えたくない、という方は顔料が無いクリア塗料を選ぶと良いでしょう。

3つ目は、光沢度の違いです。
塗料の光沢度は、つや消し・3分つや・5分つや・7分つや・つや有りの5種類があります。
一般的につや有りの外壁の方が、耐候性が高いと言われています。
一方つや消しは、マットな仕上がりで高級感があり、落ち着いた印象に仕上げられます。

4つ目は、水系・溶剤系のどちらかであるかです。
水系塗料は、水で希釈したものを指し、溶剤系塗料とは、有機溶剤であるシンナーで希釈したものを指します。
水系塗料は臭いがほとんどしないことが特徴で、工事中の嫌な匂いを感じることなく過ごせるでしょう。
逆に溶剤系塗料は、臭いがする代わりに耐久性が水系塗料に比べて若干勝ります。

□おすすめの塗料をご紹介!

1つ目は、アクリル塗料です。
アクリル塗料は価格が安い分、耐久性が弱いという特徴があります。

2つ目は、ウレタン塗料です。
ウレタン塗料は、アクリル塗料よりは耐久性が高いですが、汚れが付着しやすいというデメリットがあります。
また、塗料が柔らかいので、ひび割れを起こしにくいというメリットがあります。

3つ目は、シリコン塗料です。
シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスが良く、最も人気な塗料のひとつと言えます。

□まとめ

今回は、外壁塗装に使う塗料の分類名の見方と、おすすめの塗料をご紹介しました。
塗料の特徴を知っておくと、塗装中や塗装後のトラブルを避けられるでしょう。
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