外壁には水切りと呼ばれる部分があるのをご存知でしょうか。
水切りという名前に聞き馴染みがない方も多くいらっしゃいますが、実はこの水切りは重要な役割を担っています。
そのため、水切りは適切に管理することが求められます。
そこで今回は、水切りを補修するタイミングや塗装の必要性について解説します。

□外壁の水切りと補修のタイミングをご紹介

水切りとは、外壁と基礎の間に取り付けられている金具のことを言い、基礎に雨水が当たることや床下への漏水を防ぐという役割があります。
床下に湿気がこもると建物が腐食したり、シロアリの被害にあったりする可能性があるため、水切りは欠かせないものなのです。

重要な役割を担っている水切りを適切に管理するためには、どのタイミングで補修が必要か理解しておくことが大切です。
補修が必要なのは、サビが発生している場合や傷・凹みがある場合です。
水切りに使用されている素材は非常に薄いため、それらを放置しているとすぐに穴が空いてしまうので注意しましょう。

□水切りに塗装は必要?

水切りの補修の必要性については理解できたでしょう。
ここからは、その補修方法を紹介します。

修理による高額な出費を防ぐには、塗装メンテナンスがおすすめです。
塗装することでサビや紫外線による劣化から水切りを守れます。

ただし、塗装する際には以下のような注意点があるので気をつけましょう。

1つ目は、DIYで塗装しないことです。
水切りの面積は狭いため、それ以外の部分に塗料が付着してしまう可能性があります。
細かな作業が求められるため、当社のような専門の会社に塗装を依頼しましょう。

2つ目は、塗装する手順についてきちんと説明してもらうことです。
サビがある場合には、サビ止め塗料を塗ることでサビの広がりを抑えられます。
そのように、適切な作業を施さなければメンテナンス前より状態が悪くなることもあるので、手順については施工会社に説明してもらいましょう。

3つ目は、色を周囲と合わせることです。
塗料の色合いを考慮しなければ、水切りの部分だけ浮いてしまいます。
そうならないように、水切りと周囲の色を合わせて、統一感のある外観に仕上げましょう。

□まとめ

今回の記事では、水切りを補修するタイミングや塗装の必要性について解説しました。
水切りは家を安全に管理するためになくてはならないものです。
その役目をきちんと果たせるように、補修や塗装によるメンテナンスを適切なタイミングで行いましょう。